TMAD(製品No TM1)
N,N,N',N'-Tetramethylazodicarboxamide)
CAS :10465-78-8

本品は徳島文理大学角田教授により開発された新光延試薬です。従来の試薬に比べ、反応後の処理工程のわずらわしさが激的に改善されます。新製法により工業的価格で提供できるよう開発中のもので以下の反応例などに有用です。文献、詳細資料が必要でしたらご連絡下さい。また、試用サンプルも少量でしたら無料提供致します。光延試薬類は適用条件により収率がかなり異なります。各種試薬類をお試しいただくとより好結果を得られることがあります。



 ●概要

本試薬は基本的には従来の光延試薬と同じ用途ですが従来試薬が強塩基条件下では適用できなかったものを可能にしたものです。光延試薬はフォスフィン類とセットで用いますが組み合わせによってかなり収率が異なります。


 ●用途

アルコール類を穏和な条件下で以下の反応に適用できます。
1.活性窒素へのアルキル化
2.活性炭素へのアルキル化
3.環状エーテル、アミンの合成
4.水酸基のワールデン反転


 ●反応例




















CMBP(製品NoTM3)
(Cyanomethylenetributylphosphorane)
CAS:157141-27-0
CMMP(製品NoTM4)
(Cyanomethylenetrimethylphosphorane)
CAS:176325-83-0

本品は徳島文理大学角田教授により開発された新光延試薬です。従来のアゾ化合物とホスフィンとの組み合わせ試薬をイリド単独の試薬としたものです。
文献、詳細資料が必要でしたらご連絡下さい。光延試薬類は適用条件により収率がかなり異なります。各種試薬類をお試しいただくとより好結果を得られることがあります。



 ●特徴

1.試薬の還元体はアセトニトリルなので精製が容易
2.熱安定性がよくなり加熱反応が可能になった
3.one-potで非対称のアミドの合成に利用できる
4.酸化されやすい
5.ケトン類、場合によってはエステルと反応する場合がある


 ●用途

1.ジオールから炭素環の合成
2.アルコールを用いる活性メチレンのアルキル化
3.ジオールから環状エーテルの合成
4.ワールデン反転を利用する合成(アルコールのアシル化)
5.アルコールからアミン、アミド誘導体の合成


 ●反応例

ジオールから炭素環の合成

CMBPを用いると収率は62%

CMMPを用いると収率は74%




活性活性メチレンのアルキル化反応

CMBPを用いると収率は66%

CMBPを用いると収率は80%

CMBPを用いると収率は71%(120℃)
MTスルホンの反応は、従来のアゾ試薬では進行しない




ジオールから環状エーテルの合成




ワールデン反転を利用する合成(アシル化)

CMBP(80℃)を用いると収率は65%




無置換スルホンアミドの反応にはCMBPだけが有効




アルコールからアミン誘導体の合成

CMBPを用いると収率は60%(100℃のとき89%)

CMBPを用いると収率は83%




(+)-α-スカイタンチンの全合成への応用



 ●連絡先

徳島文理大学薬学部(角田鉄人)
〒770-8514 徳島市山城町西浜傍示180
TEL:088-622-9611(内線5531)


 ●製造販売

増田化学工業株式会社
E-mail
info@mc-ind.co.jp