受託合成とはContract synthesis
受託合成とは、お客様が求める化合物を、試作段階からスケールアップ、生産まで一貫して製造するサービスです。
当社では、蓄積された合成ノウハウと柔軟な対応力で、反応条件の最適化や製造プロセスの確立をサポートします。
試作から本生産までの工程を社内で完結できることが強みです。
このようなことでお困りではないでしょうか?
- 試作品などの開発スケジュールが間に合わない
- 小ロット生産が対応できない
- 一時期だけ生産が社内で間に合わない
- 研究開発を行っているがパイロット設備がない
- 海外から調達した化学品の品質が要求水準にない
※注意事項 医薬品(GMP/FDA)・化粧品、食品添加物、生化学は対応できません。
受託製造とはContract manufacturing
「この化合物を作ってほしい」 こういったオーダーをいただいたとき、製造処方やデータ、原料に関するオーダーをいただければ、もちろんそれを正確に再現して製品を作ります。しかし、お客様にはぜひ、私たちが持っている長年の経験を生かしていただきたいと考えます。
「なぜ、この工程が必要なのか」「そこには、どういう課題があるのか」──製造上の制限や問題点を聞かせていただくことで、製造過程の調査や課題解決まで、必要なご提案を含めてお客様の要望に広くお応えしよりよい製品をご提供できます。
主な業務内容
- 消防法第5類製造に対応(全国でも希少)
- 同一レシピでも品質差を生まない独自の管理体制
- 継続取引の多さが信頼の証
受託製造の流れFlow
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- STEP01
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お問合わせ・ご相談
まずは製品の仕様・用途・数量・納期などのご要望をヒアリングします。
お客様が抱える課題や目的を丁寧に伺い、機密保持契約(NDA)締結後、具体的な検討へ進みます。
小規模な試作から商用スケールまで柔軟に対応します。
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- STEP02
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検討・見積り
ヒアリング内容をもとに、合成経路・反応条件・原料調達・スケジュールを検討します。
社内の技術チームが最適なプロセスをシミュレーションし、コストと納期を明確化。
「安全・品質・効率」を基準に最良のプランをご提案します。
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- STEP03
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試作・小スケール試験
ラボスケール(数グラム〜数百グラム)での試作を実施し、反応条件・純度・収率などを確認します。
得られたデータをもとに改良を重ね、量産化への課題を抽出します。高い精度での検証が、品質の基礎を築きます。
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- STEP04
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スケールアップ試作
小スケール試験で確立した条件をもとに、パイロットプラントで量産条件を確認します。
温度・圧力・反応時間などを最適化し、安全性・再現性を検証。実生産を想定したテストにより、製造効率を最大化します。
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- STEP05
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本設備製造・量産開始
検証済みのプロセスを正式な生産設備に展開し、量産を開始します。
反応・精製・乾燥・分析・梱包までを一貫管理し、「品質・安全・納期」を最優先に、国内外のお客様へ安定供給します。
増田化学工業の強みOur Strengths
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01
多くの企業が認める技術力
かつて主力製品であった「アジ化ナトリウム」は、扱いの難しさから国内で製造できるメーカーがほとんど存在しませんでした。
増田化学工業は、この分野で長年にわたり高品質かつ安定した製造を実現し、国内外から高い評価を得ています。
「難しいものほど、丁寧に、確実に。」その姿勢が私たちの誇りであり、多くの企業様から信頼をいただいている理由です。 -
将来を見据えた研究開発力
化学薬品のニーズは、時代の変化とともに常に進化しています。
増田化学工業では、その流れを先取りし、次の時代を見据えた研究開発に力を注いできました。黎明期に「ヒドラジン」の合成技術を確立したのち、「アジ化ナトリウム」の分野へ進出し、さらに現在では電子薬剤を主力とした事業へ転換。
90年以上にわたる歴史の中で常に挑戦を続け、変化を恐れず前進し続ける「チャレンジスピリット」が、当社の成長を支えています。
02
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03
部門を超えたチームワーク
ベテランから若手まで、全社員が自分の役割を理解し、協力しながら課題解決に取り組む。
それが増田化学工業の大きな強みです。
「一人の力では成し得ないことを、チームで実現する」それが私たちのDNAであり、長年の信頼を築いてきた根底にあります。
部署を越えて連携し、全員で品質をつくり上げる社風が、次の挑戦へとつながっています。
保有設備Facilities
最新の反応設備と分離・精製機器を備え、幅広いスケールの製造に対応しています。
プラント設備一覧
| 設備名 | 容量 | 台数 |
|---|---|---|
| 反応缶 | 3,000ℓ GL缶 | 8基(増設) |
| 2,000ℓ GL缶 | 2基 | |
| 1,000ℓ GL缶 | 3基 | |
| 500ℓ GL缶 | 12基 | |
| 200ℓ GL缶 | 2基 | |
| 100ℓ GL缶 | 1基(新設) | |
| 50ℓ GL缶 | 1基 | |
| 蒸発缶 | 200ℓ GL缶 | 6基 |
| 100ℓ GL缶 | 3基 | |
| 遠心分離機 | 36 inc. | 3基(増設) |
| 24 inc. | 8基 | |
| 乾燥設備 | 棚式乾燥機(送風) | 5基 |
| 真空乾燥機 | 1基 | |
| ナウタミキサー 1,000L | 1基 | |
| ナウタミキサー 300L | 2基 | |
| 濾過器 | 600L | 1基 |
| 200L | 4基 | |
| 50L | 2基 | |
| FRP濾過器(300L) | 1基 |
保有分析機器Analytical Instruments
品質を保証するための分析体制を社内に完備しています。
| 分析機器 | 型式 | 備考 |
|---|---|---|
| ICP発光分光分析装置 | Optima 8300 | |
| 高速液体クロマトグラフ | LC-2010C、LC-2030C、LC-20A | UV、PDA、RI |
| ガスクロマトグラフ | GC-2010、Nexis GC-2030 | FID、TCD |
| イオンクロマトグラフ | Dionex Inuvion | CD |
| フーリエ変換赤外分光光度計 | ALPHA II | 透過、ATR |
| 紫外可視分光光度計 | UV-1800 | |
| 自動融点測定装置 | MP80 | |
| カールフィッシャー水分計 | MKA-510 | 容量法 |
| 電位差自動滴定装置 | AT-510 | |
| 色彩計・色差計 | ZE7700 | |
| 粒子径分布測定装置 | MT3000 II | レーザー回折・散乱式 |
| 示差走査熱量計 | DSC-60 Plus | |
| 水分計 | MOC63u | |
| pH・電気伝導率メータ | F-54 | |
| 濁度計 | TL2350 |
