概要

増田化学工業株式会社

所在地:香川県高松市朝日町4丁目12番地52号
代表者:代表取締役社長 増田 政隆
資本金:3,000万円
社員数:25人(2022年4月)
売上:8億円(2021年度)
敷地面積:7,900m2(工場 3,300m2 倉庫 4,600m2

本社工場(本社社屋、工場、製品倉庫、資材倉庫)
香川県高松市朝日町

備品倉庫(保安器具)
香川県高松市屋島町

製品倉庫
香川県綾歌郡綾上町

※お車でお越しの際は弊社担当に駐車場の確認願います。


・高松空港からタクシーで約40分
・JR高松駅からタクシーで約5分
 
代表あいさつ
増田化学工業(株)は、創業以来80年以上に亘り、時代のニーズに合わせた各種化学薬品の製造を行うことで、日本だけに留まらず、世界の技術発展を陰ながら支えてきました。長い年月を掛けて培ってきたその製造技術を脈々と受け継ぎながら、今も尚、新しいことへのチャレンジを止めることは決してありません。
化学のものづくりとは全ての根幹となる産業であり、日本が世界に誇れる技術と英知の結晶でもあります。この産業を発展させる為、これからも我々は常に努力し続けます。
増田化学工業株式会社
増田 政隆

 

事業案内
主に各種化学品の製造販売、受託製造を行っております。特に、国内他社では取扱いが難しい消防法第5類の化学品の合成を得意としており、製造過程の調査から議題解決まで、様々なご提案をしながらお客様のご要望に広くお応えします。
また、自社製品として販売しているヒドラジン誘導体(イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、インデン誘導体等の窒素含有複素環)やアジ化ナトリウム誘導体、の製品品質は、日本だけでなく海外でも高い評価を受けています。

 

企業理念
「共に歩む」
人間一人の力で出来ることは限られています。人であれ、会社であれ、それは同じです。まずは社内外問わず人対人の信頼関係を築くこと。結果的にそれが会社対会社や、地域対会社に波及していくものだと思います。柔道の創設者である嘉納治五郎が提唱した「自他共栄」の精神。この心を大切にこれからも社員・お客様・地域と共に道を歩んで参ります。

 

製品・サービス紹介
受託製造
受託製造
長年の危険物取扱から生み出される高品質な製品をお届けします

製品
製品
弊社の得意とするアジ化ナトリウム誘導体や窒素含有複素環

技術・設備
技術・設備
製造プロセスの見直しを図り 時代に合わせた品質向上を図ります

 

事業内容
昭和25年にヒドラジンの製造を開始、昭和34年に日本瓦斯化学工業株式会社(現:三菱瓦斯化学株式会社)と増田化学工業株式会社の合弁会社として日本ヒドラジン工業株式会社(現:株式会社日本ファインケム)を設立しました。その後ヒドラジン誘導体を中心とした製品開発を行い、昭和46年頃から抗生物質中間体の製造へと発展しました。ヒドラジン誘導体の内、アジ化ナトリウムはエアバッグ用ガス発生剤としての用途が開発され、平成5年にはアジ化ナトリウムとしては世界最大規模の設備が稼働しました。(令和3年5月稼働停止)
現在はそこで培った消防法第5類危険物の安全な取扱技術の蓄積と合成技術を活かし、危険性,毒性とも高く大量使用の難しいアジ化ナトリウムを使用した化合物を中心に製造販売をしています。

 

沿革
昭和10(1935)年増田収平により、増田化学株式会社を創立
昭和17(1942)年旧海軍の指定工場として金属セレン等を製造
(日本で最初のセレン乾式精製法を開始)
昭和25(1950)年ヒドラジンの製造研究を開始
昭和29(1953)年尿素法によるヒドラジン製造の工業化に成功
金属水銀の工業的回収に成功
昭和32(1957)年増田化学工業株式会社を設立
昭和35(1960)年日本瓦斯化学工業株式会社(現 三菱瓦斯化学株式会社)と共同出資により日本ヒドラジン工業株式会社を設立
昭和38(1963)年有機合成部門を稼働
昭和42(1967)年低水銀含有廃棄物より水銀回収の工業化に成功(通産省工業化補助金による)
昭和46(1971)年テトラゾールの製造を開始
昭和50(1975)年医薬品中間体の製造開始
昭和55(1980)年アジ化ナトリウムの連続生産設備稼働
昭和63(1988)年宇宙開発事業団へ納入のため石川島播磨重工業株式会社に技術供与し、同社相生工場内で無水ヒドラジン製造プラント稼働
平成 1(1989)年社屋及び研究室新築
平成 2(1990)年ガス発生剤用5アミノテトラゾール製造開始
アジ化ナトリウム製造プラント増設
平成 5(1993)年アジ化ナトリウムの新プラント建設(生産量世界一)
平成10(1998)年有機電解合成によるジシアンの研究開始(ビステトラゾール製造研究)
NEDO委託研究によるガス発生剤の研究開始(ビステトラゾールの工業的製法の確立)
平成11(1999)年中華人民共和国での本格的委託製造開始(硫黄化合物)
平成12(2000)年創造法認定によるインデン誘導体の研究開始
平成13(2001)年超臨界炭酸ガスを用いるカルボン酸の研究開発
平成14(2002)年補助金による超臨界炭酸ガス法カルボン酸合成中間実験開始
平成15(2003)年香川県と共同により血液判定試薬の研究・製造・販売開始
平成17(2005)年香川県と共同により標準糖鎖の研究開発・大量生産開始
平成20(2008)年合成工場立替え(H20.9月稼動)